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随分遊んでしまいました。この辺でちょっと頭を冷やして、画像を加工する際の基本になる事柄について、お勉強してみることにします。

ペイント系とドロー系

コンピュータで扱う画像(グラフィック)は、大きくは ペイント系 と ドロー系 に分けられます。そしてグラフィックソフトもどちらを扱うのかによって、「ペイント系ソフト」と「ドロー系ソフト」に分かれてきます。前者の代表が「Photoshop」、後者には「Illustrator」があります。

JTrimはペイント系ソフトの一つです。ということは・・・少し言い過ぎかもしれませんが、「Photoshop」で出来ることは「JTrim」でも出来るはずですね。

ピクセルとは

ペイント系の特徴は、画像を色の付いた細かい点の集合(ピクセル、画素)で表現することです。ペイント系の画像を拡大表示していくと、画像を構成している正方形の点が見えてきます。この一つ一つの点のことを ピクセル(ドット) と言います。
   
cake.gif  cake2.gif

ペイント系ソフトで行うすべての作業は、簡単に言えば ピクセルの色を変更する ことなのです。

色について

iro.gifモニタはR(赤)・G(緑)・B(青)の3つの光(光の三原色)を発して画面表示を行っています。パソコンで扱う画像も、多くの場合このRGBの組み合わせで色を表現しています。

RGB各色は256段階の明るさを表現することができます。最も暗い(その色の成分が全くない)状態を0、最も明るい(その色が最も鮮やかな)状態を255とし、ひとつのピクセルの色はR=224,G=168,B=127というように表します。コンピュータで「フルカラー」「True Color」と言えば、256×256×256=約1670万色のことを指します。

RGBをそれぞれ重なるように並べると、重なった部分に新しい色が作られます。RとBの重なる部分にはM(マゼンタ)、BとGの重なる部分にはC(シアン)、GとRが重なる部分にはY(黄)が作られます。さらにその色と隣の色を組み合わせる作業を続けていくと、やがて色が徐々に変化する円が作られます。これをカラーホイール(色相環)と言います。
カラーホイールでちょうど反対側にある色を、補色といいます。補色同士は、一方が強くなると他方が弱くなる関係にあります。この関係を知っていると、色調補正をする際に役に立ちます。

作業をしやすくするために

画像を直接編集するのではなく、作業をしやすくするための便利な機能が ズームイン と 手のひらスクロール です。

zoom1.gif  zoom2.gif

JTrimでは、ズームインボタンを一回押すごとに表示倍率が大きくなります。また画像の上でマウスの右ボタンを押すと、マウスポインターが手のひらの形にかわります。これで画像をドラッグすると画像がマウスに追従してスクロールしますので、目的の部分を画面の中央に表示させることができます。

ペイント系ソフトの基本は「ドットで描く」という事ですから、ズームインと手のひらスクロールをうまく使って作業するのがコツといえます。

履歴の保持

JTrimでは、画像に対して行った操作の履歴が残されるようになっています。デフォルトでは16回分の履歴を保持しています。

編集→元に戻す(又はCtrlキーを押したままZキーを押す) で画像を加工前の状態に一つ分戻します。これを繰り返すことによって過去の状態に戻すことが出来ます。

また 編集→やり直し(又はCtrlキーを押したままYキーを押す) では「元に戻す」の履歴を保持して、取り消すことができます。

このようにして何度でも試行錯誤することの出来るソフトなのです。

すべてはメニューバーから

良く使うツールはボタンの形でならんでいますが、初めのうちは極力使わない方が良いと思います。すべてはメニューバーから、これが基本です。メニューバーはいろんな道具をしまった箪笥のようなもの。最初はどこになにがしまってあるかわからずに、あちこちの引き出しを開けてみることになりますが、それをくりかえすことでいろいろな発見があるのです。

手順は最小限に

BMP、JPG、GIFなどペイント系の画像を加工すると画質は低下します。そして加工を繰り返すたびに画像の荒れが目立ってきますので、最小限の作業で仕上げるのが基本です。また、編集は比較的劣化の少ないBMPで行って最後にJPG、GIFなど別名で保存すると良いでしょう。

オリジナルは必ず残しておきましょう

上書きされてしまった画像は元に戻せないので、オリジナルの画像は必ず残すようにしてください。JTrim v1,42からは、加工した画像にもExif情報が残るように改良されましたが、これもオリジナルが残っていてこそ意味があるのです。

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